量産技術、チップ加工・測定
品質保証
安達新産業株式会社では、創業以来掲げてきた「より社会のお役に立つ会社に」という経営理念のもと、製品の品質確保と環境保全の両立を重要な使命と考えています。商社事業と薄膜事業の双方が連携し、品質保証部門を横断的に組織化し、それぞれの分野で培った知識・ノウハウを相互に活かし合うことで、より精度の高い製品づくりと、課題解決型の提案を実現しています。
薄膜分野においては、バンドパスフィルター、反射防止膜、各種ミラー、クシ形電極などの製品を、真空蒸着・スパッタリング・フォトリソグラフィなどの高度な技術を用いて製造を実施し、膜厚制御やパターン精度など、ナノスケールでの品質が求められる中、厳格な管理体制のもとで製造・検査を行っております。
また、当社では環境マネジメントシステム(ISO14001)を2004年に取得し、製造現場での環境負荷低減にも継続的に取り組んでいます。さらに、2018年には、品質保証部門に加えて設計部門も対象とした品質マネジメントシステム(ISO9001)を取得。製品の設計段階から品質を作り込む体制を整え、安定した製品供給体制を確立しています。
安達新産業は今後も、薄膜技術のさらなる高度化と品質向上を通じて、お客様の信頼に応え、社会に貢献できる企業であり続け、高品質で信頼性の高い光学薄膜製品を、これからもお届けしてまいります。
測定機器の豊富なラインナップ
クリーンルームによる高品質対応
安達新産業では、外観品質に対する要求が非常に高い高精度な光学部品を数多く取り扱っており、異物混入や微粒子汚染を徹底して防ぐため、クリーン環境の整備に力を入れています。当社のクリーンルームは、クラス10,000(ISO Class 7相当)の環境を常時維持。これにより、成膜や検査工程における微粒子管理を徹底し、高品質な光学薄膜製品の安定供給を実現しています。
また、フォトリソグラフィなどのパターン加工に必要な環境設備も完備しており、精密な構造が求められる加工にも対応できる体制を整えています。清浄度と精密性を両立する製造環境のもと、今後もお客様の信頼に応える製品づくりに取り組んでまいります。
成膜・洗浄・検査・保管まで、徹底した品質管理体制で対応します。
光学フィルターは、使用される材料や形状が多岐にわたり、さらに製品ごとに求められる品質基準や検査水準も異なります。そのため、お客様ごとの仕様に応じて、適切な検査条件を設定・管理する運用力が重要です。安達新産業では、成膜・洗浄・検査・保管のすべての工程を、クリーンルーム環境で実施。各工程に応じたクリーン度を厳格に維持し、微細な膜欠陥(膜中異物など)に対しても万全の対策を講じています。
特に、光学フィルターにおける微粒子や膜不良のリスクを最小限に抑えるため、工程ごとの清浄環境・検査体制を最適化。高品質を求めるお客様にも、安心してご依頼いただける体制を整えております。一品一様の光学薄膜製品にも、確かな品質でお応えします。まずはお気軽にご相談ください。