問題解決

匠の赤外線

AR(反射防止膜)

赤外線反射防止(AR) 波長:1520〜1580nm

  • 900nmの代替光源として1550nm付近を使用し、できるだけ透過させたい。
  • 通信関係で使用したいけど、効率よくできないでしょうか?
  • 出力制限を受けない赤外領域での光を使用したい。
  • 太陽光の影響をうけない波長帯を効率よく使用したい。
  • 目に見えない光ですが、成膜後の測定は大丈夫でしょうか?
解決!「赤外線反射防止(AR) 波長:1520〜1580nm」のチャート
※設計例であり、保障値ではありません。

匠のポイント

  • 優れた赤外線透過特性

    多層の誘電体膜を成膜することで、基板表裏面による
    光の反射を防止し、 透過率を向上させます。

    可視光での実績に基づき、赤外域の任意の波長帯(例:1520~1580nm)にて、
    成膜時の制御を行うことで高い透過率を実現できます。

    光の損失を極めて小さくできるため、光路長の長い複雑な光学系においても、
    入射光を損なわず、鮮明な画像が得られます。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    ご希望の基板(石英、ガラス、Si、サファイア等)、入射角度に合わせた
    カスタマイズした干渉フィルターでの設計・成膜が可能です。

    光通信波⻑帯(1550nm)に対応し、高性能な特性を有する
    反射防止膜の成膜が可能です。

    ご要望の波長があれば設計可能ですので、お伝えください。
    出力制限を受けない近赤外の波長帯ですので、LiDARの用途にも適しております。

  • 部品対応も可能。

    基板調達から成膜まではもちろんのこと、任意の形状にカットし、
    部品化して出荷することも可能です。但し、詳細図面などを頂く必要があります。

  • 測定器

    出荷時には必ず測定チャートを添付致しますので、ご安心ください。

  • クリーンルーム対応

    作業環境は、成膜から検査まで、それぞれ必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内作業となっており、
    微少膜欠陥(膜中異物等)に対しても万全の体制をとっております。

用途例

通信

光通信(Cバンド帯)、ファイバー用

カメラ・センサー

LidAR

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