問題解決

匠の紫外線

紫外線用ミラー

紫外線の波長を反射させるミラー

光学用ミラーは、照明や画像、センシングなどの多彩な用途向けで利用されています。

その名が示すように光を反射するように設計されており、スマートフォンのカメラをはじめ
FAセンサ(光電センサ)や、半導体、医療・バイオ関連など多様な産業に用いられます。

安達新産業は、光学部品の重要な一つとしてミラーを位置づけ、紫外線領域から赤外線領域の
広い波長範囲において、高い反射率を実現した製品をお届けしております。

特にレーザミラー用では、吸収・散乱が極めて小さく、膜によるレーザー光の損失が少なく
ダメージを受けにくい特徴を有したミラーを製造しております。

必要とする波長域での高反射率をご提供することが可能です。
ご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

特徴

  • 優れた紫外線反射特性

    測定機や検査機器、医療機器は、反射率の高いミラーが要求されます。
    例えば248nmの波長帯に対して、誘電体を多層に成膜することで、高い反射率を実現致します。

    また、誘電体を多層に積層し制御する事で、反射する際の光量の損失が少なく、
    耐久性に優れた性能を実現できます。

    但し、成膜可能な基板が限定されますので、事前に確認が必要となります。
    ご利用される基板の特性を利用し、設計を行う事で最適なフィルターを実現致します。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    紫外線領域の幅広い範囲において、目的に合わせて設計を実施することで、
    反射率の制御が可能です。但し、入射角により反射率は変化します。

    また、基板の特性並びにお客様の要望に合わせた設計を行いますので、
    お問い合わせ時に、基板種や波長帯をお伝え下さい。

  • 部品対応も可能。

    基板調達から成膜まで可能です。
    任意の形状にカットし、部品化して出荷することも可能です。
    但し、詳細図面などを頂く必要があります。

  • 測定器

    出荷時には必ず測定チャートを添付致しますので、ご安心ください。

  • クリーンルーム対応

    作業環境は成膜から検査までそれぞれ必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内作業となっており、
    微少膜欠陥(膜中異物等)に対しても万全の体制をとっております。

想定される応用用途は?

微細加工

リフトオフ装置(半導体露光用)、表面改質、親水化処理処理(濡れ性向上)、
レーザ加工装置(液晶パネルのアニーリング工程)、インクジェット式プリンター
ウェーハ洗浄UV硬化装置(光学部品等の接着)、液晶パネル周辺の接着等


測定器

分光光度計、原子吸光光度計、半導体膜厚測定装置 共焦点顕微鏡、DNAシーケンス、フローサイトメトリー

ご提案ラインナップ

最適な光学特性や、加工方法をご提案いたします