問題解決

匠の赤外線

LPF(ロングパスフィルター)

赤外ロングパスフィルター 波長:2100nm

  • 可視光は透過せずに、赤外域の波長は透過させたいが可能ですか?
  • 通したい波長(例えば2100nm)をずらしたりすることは対応できますか?
  • 立ち上がりの角度を急峻・エッジにして欲しいけど調整は可能でしょうか?
  • 通してほしい波長の光以外は、ノイズになるので、阻止域をひろげて欲しい。
  • 入射角の幅があるので、考慮できますか?
解決!「赤外ロングパスフィルター 波長:2100nm」のチャート
※設計例であり、保障値ではありません。

匠のポイント

  • 2100nmロングパスフィルター:中赤外センシングを支える光学部品の特長と用途

    近年、分光分析やセンシング装置の高性能化・小型化が進む中で、中赤外域(2〜5μm)の有効活用がますます注目されています。2100nmロングパスフィルターは、その中で不要な近赤外光を確実にカットし、中赤外の有効信号を最大限に活かす役割を担っています。環境・医療・産業など多様な分野での需要拡大とともに、さらなる高耐久・高透過率を追求した製品開発も進んでいくと考えられます。

    2100nmロングパスフィルターは、2100nmより長い波長域で高い透過率を実現し、優れた透過特性を発揮します。また、短波長側の不要な光を効率的に遮断する急峻なカット特性を備えているため、測定やセンシングの精度向上に寄与します。さらに、2100nm未満の広い波長域をしっかりとカットすることで、装置全体の信号ノイズを低減します。誘電体多層膜を用いた設計により、温度や入射角度の変化に対しても安定した性能を保持し、さまざまな環境下でも信頼性の高い動作を可能にしています。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    お客様のご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。透過域のみならず、阻止域での制御や入射角も重要な要素です。基板の特性並びにお客様の要望に合わせた設計を行いますので、お問い合わせ時に、基板種や波長帯をお伝え下さい。

    ロングパスフィルターの性能を最大限に引き出すためには、基板材質や構造に応じた最適な成膜設計が欠かせません。当社では、ガラス・石英・サファイアなど多様な基板に対応し、それぞれの熱膨張係数や表面特性を考慮した薄膜設計を行っております。

  • 部品形状対応も可能

    基板調達から成膜までの一貫対応に加え、ご要望の形状へのカット・部品化にも対応可能です。形状指定の場合は、詳細図面のご提供をお願いしております。

  • 万全の品質保証体制 

    成膜から検査・梱包まで、すべての工程を必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内で実施。膜中異物や微少欠陥への対策も万全です。すべての製品に対し、分光特性チャートを添付して出荷いたしますので、安心してご利用いただけます。

  • 安全・安心な製品設計

    当社では、人体や環境に有害な物質は一切使用しておりません。安全性にも配慮した製品設計を徹底しております。カスタム設計のバンドパスフィルターに関するご相談は、ぜひ安達新産業へ。長年の経験と実績を活かし、最適なソリューションをご提案いたします。

用途例

赤外分光分析

ガスや液体中の化学成分分析で、2100nm以降の吸収帯を利用

医療・生体センシング

組織や水分量のセンシング、深部透過性を活かした非侵襲分析

環境計測

中赤外域で吸収を持つCO、CO₂、メタンなどのガス濃度検知

2100nmロングパスフィルターは、2100nmを境に長波長の赤外光だけを透過させることで、測定やセンシングをより高精度に行うための重要部品です。中赤外域の持つ豊かな情報を活かすことで、より高度な技術開発や社会課題の解決に貢献しています。

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