問題解決

匠の赤外線

赤外線用ミラー

高反射率と広帯域対応で多様な用途に最適な反射ミラー

光学用ミラーは、照明・画像処理・センシング・レーザー機器など、さまざまな用途で重要な役割を果たしています。その名の通り、光を効率よく反射させる設計が施されており、スマートフォンのカメラモジュールから、FAセンサ・医療機器・半導体製造装置まで、幅広い分野で活用されています。

安達新産業では、光学ミラーを光学薄膜製品の中核と位置づけ、紫外線領域から赤外線領域にわたる広範囲な波長域に対応した、高性能ミラーを製造しています。特にレーザー用途においては、吸収・散乱の少ない設計高い耐レーザー性を兼ね備えた反射膜を提供可能です。ご希望の波長帯・用途・入射条件に応じて、最適なミラー構成をご提案いたします安達新産業では、高精度な光学薄膜技術と多様な材料対応力により、お客様のアプリケーションに最適な反射ミラーを設計・製造いたします。赤外線領域の反射ミラーをお探しの際は、ぜひ一度ご相談ください。

■ミラー種毎の特徴まとめ

  • 誘電体ミラー(ダイレクトミラー)
    • 誘電体多層膜による高反射率を実現

    • 波長を正確に制御し、狭帯域や特定波長に対する高反射が可能

    • 光量損失が少なく、耐久性・安定性にも優れた特性

    • 分析機器や赤外線センサ、光分波器などに最適

      ただし、反射率は入射角に依存するため、設計時の考慮が必要です

  • 金属ミラー
    • 最大の特長は、入射角の影響を受けにくい安定した反射特性

    • 可視光から中赤外まで広い波長帯域で安定した反射性能を発揮

    • 誘電体膜とのハイブリッド構成により、反射率の強化や波長特性の調整も可能

    • 金属材料(アルミ、銀、金、クロムなど)は、用途に応じて選定・提案いたします。

▼ご検討の際にお伝え頂きたい情報

反射波長帯域・必要な反射率
✅使用波長の入射角(設計反射角)
使用環境(大気中/真空、耐熱性、耐湿性など)
✅基板サイズ・形状・厚み(図面がある場合はご提出ください)

想定される応用用途は?

レーザー装置、レーザ反射光学系

光計測機器、光分波器、光合波器、FAセンサ(光電センサ)

車載光学部品、医療機器

自動車用ヘッドアップディスプレイ、医療バイオ用画像処理装置等

ご提案ラインナップ

最適な光学特性や、加工方法をご提案いたします