共創提案!推し活×光学薄膜
「推し」の世界観を“光学設計”で完成させませんか?
推し活グッズはこれまで、主に「デザイン」と「素材」の組み合わせで進化してきました。イラストの美しさや印刷技術、アクリル・金属・布といった素材選びによって、グッズの魅力は大きく高められてきています。しかし実は、グッズを目で見たときの印象を左右しているのは、デザインや素材だけではありません。私たちがグッズを見たときに感じる「きれい」「映える」「写真でうまく撮れる」といった印象は、光がどのように反射し、透過し、広がるかによって大きく変わります。
例えば、アクリルスタンドを飾ったときに、部屋の照明が映り込んでしまった経験はありませんか?あるいは、スマートフォンで撮影したときに、推しの顔にフレア(白っぽいにじみ)が出たり、本来の色味と違って見えたりすることもあります。これは決してデザインや印刷が悪いわけではなく、光の振る舞いが十分にコントロールされていないことが原因です。
実は、この「光の動き」をコントロールする技術として、産業分野では長年使われてきたのが光学薄膜です。光学薄膜とは、ナノメートル単位の非常に薄い層を重ねることで、光の反射や透過の仕方を細かく調整する技術です。そして今、この技術を推し活グッズに応用すると、新しい価値を生み出す可能性があります。
・映り込みを抑えて、どんな場所でも推しがきれいに見える。
・照明や角度によって、世界観に合わせた色の表現が変わる。
・紫外線や汚れからグッズを守り、長期間美しい状態を保つ。
つまり、グッズは「デザインを楽しむもの」から、光の演出まで含めて体験を完成させるものへと進化できるのです。推し活グッズの世界では、まだ「光の設計」という視点はほとんど活用されていません。だからこそ、ここには大きな可能性があります。ここに、光学薄膜という技術が活躍できる“新しい余白”があります。

推し活グッズは、次の進化フェーズへ
推し活グッズはこれまで、デザイン × 素材の工夫によって進化してきました。
イラストのクオリティ、印刷技術、アクリル・金属・布といった素材の選択。これらはすでに高いレベルで成熟しています。一方で、まだほとんど手が付けられていない視点があります。そう、「光の振る舞いを設計する」という考え方です。そこで提案したいのが、推し活グッズに 光学薄膜という要素を組み込む発想です。光学薄膜とは、光の反射や透過をコントロールする技術。本来はカメラレンズや医療機器など、“見え方が品質を左右する”分野で使われてきました。
この技術を、推し活グッズ向けに最適化することで、これまで解決できなかった体験の質を底上げできます。
推し活グッズは「光」でここまで変えられる
光学薄膜を取り入れることで、推し活グッズは単なる“デザイン違い”から、体験価値の違いへと進化します。実際の商品として考えられる例ですが、あくまで「推し活」の素人のアイデアです。是非皆さんからのアイデアを形にしたいと考えています。
① アクリルスタンド × 光学薄膜~「飾る」「撮る」を前提にしたアクスタ設計
アクリルスタンドは、推し活グッズの定番である一方、「映り込み」「傷」「撮影のしづらさ」といった悩みも多いアイテムです。光学薄膜は、そこに直接効きます。但し、アクリル自体への成膜は難易度が高い点は課題として残ります。
● 映り込み低減(ARコート)
室内照明や展示ケース越しでも、推しの顔に照明や自分の影が映り込みにくい設計。SNS撮影時に起こりがちな「天井ライトが顔にかかる」「自分が写り込む」といった問題を自然に解消します。
● 背景だけを美しく抑える光学効果
見る角度によって背景の反射を抑え、推しのビジュアルだけがくっきり浮かび上がる視覚効果。特別な加工をしていないのに、「なんか、このアクスタきれい」と感じさせる差を生みます。
● 傷が目立ちにくいハードコート併用
イベント持ち歩き、展示替え、収納の出し入れなど、推し活ならではの使用シーンを想定。細かな擦り傷が目立ちにくく、“使い込んでも美しい”アクスタに仕上げられます。
② スマホ撮影ガチ勢向けアイデア~「撮る前提」で設計された推し活グッズ
推し活とSNSは切り離せません。そこで「スマホで撮ったときに最適化された」設計を組み込みます。
● スマホ越し撮影専用コーティング
スマホカメラ特有のフレアや白飛びを抑制。ステージライトやLED照明下でも、推しの表情や色味が破綻しにくくなります。
● 偏光制御で“本来の色”を写す
衣装の色や目の色が、写真になると変わって見える問題を軽減。「現地で見た感動を、そのまま残せる」。撮影体験を提供します。
③ 色が“語る”推し活グッズ~見る角度で、意味が変わる演出
● 角度で色が変わる薄膜(構造色)
正面から見ると推しカラー、角度を変えると裏設定カラーや別テーマカラーが現れる設計。一見シンプルなのに、“わかる人だけが気づく”仕掛けになります。
● 多層膜による発色の深み
印刷では再現できない、奥行きのある色表現。イラストや写真に立体感が生まれ、高級感・特別感を自然に演出できます。

④ ライブ・イベント連動型~「現地で完成する」推し活グッズ
● ペンライト連動発色
特定の波長の光だけを強調反射する設計。会場のペンライトや照明と連動し、推しが“一番輝く瞬間”を演出します。
● ステージ照明下で最適化された反射設計
肉眼でも、スマホ越しでも映える。自宅で見るのとは違う、「現地で見ると別物」体験をつくれます。
⑤ 推しを“守る”技術としての光学薄膜~保存・展示に刺さる価値
● UVカット薄膜
日焼けや色褪せを抑え、長期展示でも美しさをキープ。大切な推しを“守る”という価値を提供します。
● 指紋・皮脂が付きにくい表面設計
触れたい派にも安心。清掃の手間が減り、常にきれいな状態を保ちやすくなります。
⑥ プレミアム推し活市場向け~“所有する満足感”を高める設計
● 展示用推し活グッズ
美術館展示レベルの反射制御。ガラスケース越しでも、推しの表情や色がはっきり見えます。
● ナンバリング付き薄膜仕様
同じデザインでも、光学仕様が異なる限定品。「技術が違うから価値が違う」コレクション性の高い推し活グッズを実現できます。
提案|バンドパスフィルターで“推しだけを選ぶ”推し活グッズ
バンドパスフィルターは、特定の波長(色)の光だけを通し、それ以外をカットする光学部品です。もともとは分析装置や医療機器、センシング用途で使われる技術ですが、この「必要な光だけを選ぶ」という機能は、実は推し活の体験価値と非常に高い親和性を持っています。
推し活に置き換えると、それは――“推しだけを際立たせる”技術――になります。
① 推しカラー専用ビューワー/推し色だけが強調されるフィルター
例えば、青担当の推しであれば、青波長のみを透過するバンドパスフィルターを使用。すると、
🟦会場の雑多な照明色を抑制
🟦推しカラーだけが鮮やかに見える
🟦ステージ上で自然に視線誘導が起きる
いわば「推し専用視界」をつくるグッズです。ライブ用カード、うちわ窓、観覧グラスなどに応用可能です。
②AR・隠し演出グッズ バンドパスフィルターが生み出す、新しい“発見体験”
バンドパスフィルターの特長が最も活きる領域のひとつが、通常では見えない情報を光によって出現させる演出です。バンドパスフィルターは、特定の波長の光だけを透過させる光学部品です。この特性を活用すると、肉眼では見えない、あるいは意識できない情報を、“特定の条件下でのみ見えるコンテンツ”として設計することが可能になります。
例えば、グッズ側に特殊なインクや反射特性を持つ印刷を施しておき、専用フィルター越しに見ることで初めて内容が現れる仕組みです。通常の環境光では何も起こらない。しかし、特定波長を透過するフィルターを通した瞬間に――隠されていたメッセージやビジュアルが浮かび上がる。この体験は、単なる装飾ではなく、「発見する」「気づく」というストーリー性を持ちます。
🟦推しからの“隠しメッセージ”:
アクリルスタンドやカード、ポスターの中に、普段は見えないコメントやサインを仕込むことが可能です。専用フィルターを通した人だけが読めるメッセージは、まるで推しから直接語りかけられているような特別感を生み出します。
🟦シークレットサイン・限定ビジュアル:
イベント会場限定で配布されるフィルターを使うことで、同じグッズであっても“現地参加者だけが見られる演出”を実現できます。会場でのみ解放されるビジュアル、特定ライブ演出と連動する隠しデザイン、ファン同士で共有される発見体験等、グッズそのものが、イベント体験の一部になります。
共創提案|次の定番を、安達新産業とカタチにしませんか?
推し活グッズの次の進化は、デザインの派手さや種類の多さを競うフェーズから、「体験の質」をどこまで高められるかというフェーズへと移りつつあります。同じビジュアル、同じ素材であっても、光の当たり方、見え方、撮られ方が変わるだけで、推し活体験は大きく変わります。そこにこそ、これからのグッズ企画の余地があります。キャラクターやアーティストの世界観は、イラストや設定だけで完成するものではありません。色の見え方、光の反射、角度による印象の変化まで含めて、はじめて「体験」として成立します。
私たちは、光学薄膜という産業分野で培われてきた技術を使い、その「見え方」そのものを設計するアプローチを提案します。映り込みを抑える、色を正しく伝える、あるいは、あえて光で表情を変える。そうした設計は、これまで推し活グッズの企画段階ではほとんど語られてきませんでした。
だからこそ、今ここに大きな可能性があります。
光学薄膜は、主役になる技術ではありません。あくまで裏側で、推しの魅力を最大限に引き出すための存在です。しかしその効果は、「なんだかこのグッズ、他と違う」という体感として、確実にユーザーに届きます。推し活というカルチャーに、産業技術という新しい視点を掛け合わせる。まだ誰も定義していない“新しい定番”を、企画段階から一緒につくってみませんか。ここには、IPホルダー、グッズメーカー、イベント運営、展示企画など、さまざまな立場の方と共に広げられる共創の余白があります。
次に語られる推し活グッズのスタンダードを、「色」と「光」から。