問題解決

反射防止膜付きITO蒸着膜

  • 光と電気を、同時に通す膜をコートできますか?
  • 反射防止機能を施すことは可能でしょうか?
  • ITOをコーティングしたのちに、パターン加工はできますか?
  • 抵抗値を重視したコーティングは可能でしょうか?
解決!「反射防止膜付きITO蒸着膜」のチャート
※設計例であり、保障値ではありません。

匠のポイント

  • 優れた透過特性と帯電防止機能を両立する、高光透過型ITO反射防止膜

    透明導電膜として広く利用されるITO(Indium Tin Oxide)膜に、誘電体多層構造の反射防止膜(AR膜)を組み合わせることで、高い光透過率と優れた帯電防止性能を兼ね備えたITOコーティングを提供しています。当社の反射防止膜は、お客様の仕様・用途に応じて最適な波長帯域に合わせた多層設計を実施。可視光域や近赤外域など、目的とする波長での反射率を低減し、光学デバイスの性能を最大限に引き出します。

     

    さらに、ITO膜の上に金などを高密着で成膜することが可能です。これにより、ガラス基板表面への電極形成を必要とするセンサー部品や光学モジュールへの応用も柔軟に対応できます。独自の成膜技術により、膜剥離や電気特性の劣化を防ぎながら安定した導電性を維持しています。

     

    加えて、当社ではパターン加工技術も保有しており、透明導電膜上に微細な電極パターンや配線を形成することが可能です。この技術を活用することで、パターンが外観上ほとんど目立たない高透過型チップやディスプレイ用部材など、デザイン性と機能性を両立した製品開発を実現しています。安達新産業は、透明導電膜と反射防止膜の融合による高付加価値化を通じて、光学デバイス・センシングモジュール・ディスプレイ用途など、多様な産業分野の高性能化に貢献しています。

    ※ITO(透明導電膜)を徹底解説!はこちらから。 

  • ITO(透明導電膜について)
    透明導電膜 ITO蒸着膜
    反射防止機能 ITOと誘電体多層膜の複合成膜が可能です。
    ※ご要望仕様についても検討致します。
    透過率例 (AR機能付きITO)/ガラス基板/(AR)にて
    透過率~90%以上など実績多数。
    抵抗率  光学特性仕様の設計に依存します。
    上図チャートの抵抗値は、130Ω/□㎝です。
    (抵抗率重視の設計も可能です)
    ワークサイズ 150mmまで対応可能です。
  • 標準在庫品で開発をサポート

    ご検討中のお客様に向け、すぐに評価可能な標準在庫フィルターをご用意しています。試作・検証期間の短縮、スピーディーな製品立ち上げにぜひご活用ください。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    安達新産業では、ご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。冒頭の特性チャートは、可視光全域の設計例ですが、それ以外の透過率も対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

    また、基板の特性並びに、お客様の要望に合わせた設計を行います。反射防止ITOフィルターの性能を最大限に引き出すためには、基板材質や構造に応じた最適な成膜設計が欠かせません。当社では、ガラス・石英・サファイアなど多様な基板に対応し、それぞれの熱膨張係数や表面特性を考慮した薄膜設計を行っております。

  • 部品形状対応も可能

    基板調達から成膜までの一貫対応に加え、ご要望の形状へのカット・部品化にも対応可能です。形状指定の場合は、詳細図面のご提供をお願いしております。

  • 万全の品質保証体制 

    成膜から検査・梱包まで、すべての工程を必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内で実施。膜中異物や微少欠陥への対策も万全です。すべての製品に対し、分光特性チャートを添付して出荷いたしますので、安心してご利用いただけます。

  • 安全・安心な製品設計

    当社では、人体や環境に有害な物質は一切使用しておりません。安全性にも配慮した製品設計を徹底しております。カスタム設計のAR付ITO蒸着膜光学フィルターに関するご相談は、ぜひ安達新産業へ。長年の経験と実績を活かし、最適なソリューションをご提案いたします。

用途例

  • 生体センシングデバイス

    生体信号や生体分子を検知する生体センシングデバイスの製造に使用されます。生体情報をリアルタイムで測定し、健康状態のモニタリングや医学的な診断に役立ちます。

  • バイオセンサー

    センシング部の透明電極として活用されます。体試料中の特定の生体分子や細胞の検出が可能であり、臨床検査や生物学的研究において有用です。

  • 細胞培養基板

    基板の透明電極として採用されます。細胞の成長や挙動をリアルタイムで観察し、細胞研究や新薬開発に寄与します。

  • 生体インターフェースデバイス

    バイオセンシング技術を活用して生体とのインターフェースを形成するために使用されます。例えば、人体に埋め込まれる医療デバイスや神経インターフェースなどが該当します。

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