問題解決

3波長対応AR(反射防止膜)

  • 植物や野菜の育成に必要な波長に合わせて、反射を防止できないか?
  • 視認性を向上させ、鮮明な画質を得る方法はないか?
  • カスタムで設計、成膜は可能でしょうか?
  • 光量を上げることで、省電力化につなげたい。
  • 入射角を考慮した反射防止膜(AR)を設計できないか?
解決!「3波長対応AR(反射防止膜)」のチャート
※設計例であり、保障値ではありません。

匠のポイント

  • 広帯域・マルチ波長対応 -3波長対応AR(反射防止膜)の特徴

    🟨高度な多層誘電体構造
    3波長対応ARコーティングは、複数の高精度な誘電体薄膜層を積層することで構成されています。各層は屈折率や厚みを厳密に制御することで、干渉効果を最適化し、特定波長域の反射率を大幅に低減します。この設計技術により、目的とする波長帯域で高い透過率を実現しています。

    🟨波長選択性を活かした反射防止性能
    特定の波長範囲(例:赤色・青色・緑色などの可視域や近赤外域)に対して優れた反射抑制効果を発揮します。これにより、光学デバイスや表示装置のコントラスト向上や視認性改善を実現し、特に高精度センシングや表示用途で高い付加価値を提供しています。※反射防止膜の徹底解説はこちら

    🟨広帯域対応設計
    3波長対応AR膜は、狭帯域だけでなく可視光〜近赤外領域といった幅広い波長域をカバーする設計が可能です。これにより、植物育成用LED窓材などで重要な赤・青・緑の3波長を効率よく透過させ、照度効率を最大化するなど、アプリケーションごとのニーズに柔軟に対応しています。

    🟨薄膜技術と材料開発の進展
    薄膜製膜技術の進化により、膜厚均一性・密着性・耐環境性などを高次元で両立しています。最適材料の選定と高精度スパッタリング技術を駆使し、コンパクト化・軽量化が求められる電子デバイスやディスプレイへの実装も実現しています。

    🟨多様な基材への適用性
    ガラス基板はもちろん、樹脂フィルムや光学樹脂など、用途に応じた様々な基材への成膜が可能です。当社ではバッチ式(枚葉式)製造プロセスを採用し、最大□200mmサイズまでの基板に対応しています。これにより、試作から量産まで柔軟に対応し、お客様の多様な開発ニーズに応えています。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    安達新産業では、ご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。冒頭の特性チャートは、可視光全域の設計例ですが、それ以外の透過率も対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

    また、基板の特性並びに、お客様の要望に合わせた設計を行います。反射防止用光学フィルターの性能を最大限に引き出すためには、基板材質や構造に応じた最適な成膜設計が欠かせません。当社では、ガラス・石英・サファイアなど多様な基板に対応し、それぞれの熱膨張係数や表面特性を考慮した薄膜設計を行っております。

  • 部品形状対応も可能

    基板調達から成膜までの一貫対応に加え、ご要望の形状へのカット・部品化にも対応可能です。形状指定の場合は、詳細図面のご提供をお願いしております。

  • 万全の品質保証体制 

    成膜から検査・梱包まで、すべての工程を必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内で実施。膜中異物や微少欠陥への対策も万全です。すべての製品に対し、分光特性チャートを添付して出荷いたしますので、安心してご利用いただけます。

  • 安全・安心な製品設計

    当社では、人体や環境に有害な物質は一切使用しておりません。安全性にも配慮した製品設計を徹底しております。カスタム設計のARフィルターに関するご相談は、ぜひ安達新産業へ。長年の経験と実績を活かし、最適なソリューションをご提案いたします。

用途例

ディスプレイ技術
スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、モニターなどの液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどで、画面の反射を減少させ、視認性を向上させるために使用されます。特に屋外や明るい環境での使用時に、光の反射を抑制して画面がより鮮明に見えるようにします。

光学レンズ
カメラレンズや眼鏡のレンズなどで、光の透過率を向上させつつ反射を抑制する目的で利用されます。写真や視界のクオリティが向上します。

太陽電池
3波長反射防止膜は、太陽電池パネルにも適用されます。太陽からの光の吸収率を向上させ、太陽電池の効率を向上させます。

車載ディスプレイ
自動車のダッシュボードに組み込まれたディスプレイやヘッドアップディスプレイで、運転中に反射を最小限に抑えて情報を見やすくするために使用されます。

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