問題解決

ショートパスフィルター 波長:650nm

  • 波長依存性が高いので、カスタム対応可能ですか?
  • 斜めに入射すると、性能が低下しますが制御は可能ですか?
  • 特定波長を遮断する際、透過率が低下することがあります。
  • 色収差を引き起こすことがありますか。
  • 複数波長を同時制御することは難しいでしょうか?
解決!「ショートパスフィルター 波長:650nm」のチャート
※設計例であり、保障値ではありません。

匠のポイント

  • 優れた波長選択性

    ショートパスフィルターは、特定の波長以下の光を選択的に透過し、
    それよりも長い波長の光を遮断することができます。
    これにより、特定の波長帯域の光を効果的に取り扱うことができます。

  • 急峻なエッジフィルター

    急峻な変化で光を透過または遮断する特性を持っています。
    これにより、特定の波長帯域をクリアに区別することが可能であり、
    高い選択性を提供します。

  • 対称性

    典型的に透過バンドと遮断バンドの両方で対称性を示すため、
    特定の波長以下を透過する場合、それよりも長い波長も一貫して遮断されます。

  • ご要望の波長帯での設計・カスタマイズが可能

    お客様のご要望の波長領域に合わせた設計・成膜(コーティング)が可能です。
    透過域のみならず、阻止域での制御や入射角も重要な要素です。

    基板の特性並びにお客様の要望に合わせた設計を行いますので、
    お問い合わせ時に、基板種や波長帯をお伝え下さい。

    但し、成膜可能な基板が限定されますので、事前に確認が必要となります。
    ご利用される基板の特性を利用し、設計を行う事で最適なフィルターを実現致します。

  • 部品対応も可能

    基板調達から成膜まで可能です。任意の形状にカットし、
    部品化して出荷することも可能です。但し、詳細図面などを頂く必要があります。

  • 測定器

    出荷時には必ず測定チャートを添付致しますので、ご安心ください。

  • クリーンルーム対応

    作業環境は成膜から検査までそれぞれ必要なクリーン度を維持したクリーンルーム内作業となっており、
    微少膜欠陥(膜中異物等)に対しても万全の体制をとっております。

用途例

蛍光顕微鏡

蛍光顕微鏡で異なる蛍光色を分離するために使用されます。
例えば、複数の蛍光色を同時に観察する際に、各蛍光体の発光波長を
選択的に透過させることができます。

分光計及び分光光度計

特定の波長の光を遮断し、残りの光を検出するのに使用されます。
これにより、特定の波長帯域の光を分析できます。

レーザアプリケーション

レーザーシステムでは、特定の波長の光を通過させ、他の波長の光を遮断するために
ショートパスフィルターが使用されます。
これは、特定の波長のレーザー光を強調し、不要な波長を除去するのに役立ちます。

イメージセンシング

カメラやイメージセンサーにおいて、特定の波長範囲の光を透過させ、
他の波長をカットすることが求められる場合に、ショートパスフィルターが使用されます。
これにより、特定の波長の情報を強調できます。

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