問題解決

匠のバンドパスフィルター

角度依存に関する注意点

入射角によって光学特性は変化します!

フィルターを光軸に対して傾けると、透過する帯域は波長の短い方へ移動します。

その時、入射面に垂直なS偏光と、平行なP偏光とではフィルターの透過帯移動量が異なり、
傾斜20°以上になると、透過する波長が明確に分離してきます。

難しいですね。要は、角度によって光学特性の変化が
発生するとご理解ください。

シフトした特性(例)

905nmのバンドパスフィルターにおいて、
入射角が0°から30°に変化した場合の特性を図示します。

  • 入射0°から30°変化する事で、中心波長(ピーク波長)が30nm近く短波長側にシフトします。
  • 中心波長が短波長側にシフトする事に伴い、阻止域の波長帯域においても、
    短波長側にシフトします。(長波長側に大きなリップルが発生する場合があります)

設計の際は注意して下さい。
もちろん、安達新産業の営業マンがきっちりヒアリングし、
ご提案致します!

ご提案ラインナップ

最適な光学特性や、加工方法をご提案いたします